「大学のテストって持ち込みOKだったりでなんだかゆるい感じだけど、カンニングしてばれることってあるのかな…」
ふとそんな風に考えてしまっている大学生の方、意外に多いのではないでしょうか。
この記事では、大学でカンニングしてばれてしまった場合について説明します。
テストの後日になってから処分されたり、呼び出しをされたりする可能性があるのか?などなど気になるポイントについて説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大学でカンニングがばれたらどうなる?
結論から言うと、多くの大学ではカンニングがばれると、その学期にあなたが受講していた全ての科目の単位が認められないことになるケースが多いです。
特に悪質な場合には停学処分となってしまう場合もありますから、注意しなくてはなりません(組織的にカンニングをしたり、ネットに解答を流したりした場合)
具体的な処罰の内容は、それぞれの大学で定められた規則(大学では規程という規則がある)で明確に書かれていることが多いですね。
↓例えば、明治大学では「定期試験受験者心得」として不正行為を行なった場合は停学処分になると明確に書かれていますね。
第8条:受験に際し、一切の不正行為を行わないこと。不正行為を行った者は、停学の懲戒処分を受ける。
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カンニング現行犯の場合は言い逃れできない?
基本的には現行犯で見つかった場合は言い逃れできないでしょう。
教員側もカンニングを特定するためにかなり慎重な判断が必要になります。
おそらく現行犯でカンニングを見つかった場合は、複数名の教員で事実を確認した上で本人に声をかけるはずです。
ですので、多くの場合は言い逃れはできないでしょう。
某有名難関大学においても、持込が許されないテストで資料の持込を試験監督が目撃し、現行犯で捕まった上で事情聴取を受けて単位が取り消された例もあります。
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監視カメラでバレた場合、後日処分がある?
試験監督の人にはカンニングがばれなかったとしても、後日になってから監視カメラによりカンニングがバレる可能性もあります。
試験時間中に試験監督の教員が怪しいと判断した場合や、採点中に似通った回答があった場合に監視カメラの確認が行われます。
こちらも監視カメラの確認をして、クロだと判断された場合は後日、呼び出しがあることもあります。
どちらの場合も処分は、その期の全ての単位の剥奪と停学となる可能性があります。
実際にカメラの映像でカンニングが発覚し、学生課に呼ばれて質問をされた上で、大学の掲示板に学籍番号が張り出され、停学処分になった事例もあるようです。
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カンニングがばれたとき気になる3つのホント?嘘?
万が一、カンニングがばれてしまったら、どんな処分を受けるのか気になりますよね。
特に疑問として挙がることが多い、次の3つについて本当か解説していきます。
①現行犯以外の場合は法律で罰せられるの?処分は?
大学の定期試験等におけるテストでカンニングがばれても法律で罰せられることはありません。
少なくともこれまでにそのような事例はないです。
先にも述べましたが、カンニングによる処分は単位を失うことと停学等の処分を受けることでしょう。
以前、京都大学の入学試験中にインターネットに入試問題を投稿した19歳が逮捕された事件がありました。
これは、刑法233条に該当すると判断されたのです。
「虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の信用を毀損し、又はその業務を妨害した者は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」
学内の試験中に行ったカンニングはこれには該当しません。
逮捕されてしまうということは基本的に考えにくいでしょう。
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②カンニングがバレると全ての単位を失うって本当?
これは可能性がゼロでは無いように思います。
先に述べたその大学のルールでどのように定められているかによります。
おそらく次の3つのうちいずれかになると思います。
- 1.カンニングを働いたその科目のみ単位を失う
- 2.その学期に受講した全ての科目の単位が失う
- 3.これまで取得した全ての科目の単位を失う
一般的には、上の2.を適用している大学が多いでしょう。
ただし、そのカンニングの内容によって、悪意があるものについては重い処分がくだされる可能性もありますので覚悟しておいたほうが良さそうです。
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③レポートのコピペも処罰の対象なのか?
レポートによる評価で単位を認定する科目においては処分の対象になります。
インターネットからコピペしたレポートに対して、大学はコピペチェックツールを活用し確認しています。
最近のツールは精度も上がっていますのでばれてしまう確率が高いです。
まとめ:大学でのカンニングはリスクが高い
結論的には、大学におけるカンニングはとてもリスクが高いということがいえるでしょう。
ばれてしまうとカンニングした科目以外の単位も失ってします場合が多いです。
教員からの信用も当然落ちますので、それ以後の科目の評価が厳しくなってしまう可能性すらあるのです。
どうしても勉強が足りず試験ができない可能性が高い科目があった場合、その科目を諦めるというのも一つです。
次の機会に受講するか、別の科目をとって単位を満たすことを考えた方がリスクが低くくなるでしょう。
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