ゼミには入っておかないと就活や公務員試験で不利になるのかも…と、なんとなく不安を感じている大学生の方、とても多いと思います。
多くの大学では卒業のための単位としてゼミの履修が必要になりますが、社会に出た後のことにひびくのかも…と思うととても気になるポイントですよね。
この記事では、大学でゼミに入らない場合のデメリットについて説明します。
卒業・就職や公務員試験に影響があるのではないかと心配している人に役に立つと思いますので、参考にしてみてくださいね。
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大学のゼミに入らないことによるデメリット
大学でゼミに入らないデメリットとしては、次の3点が大きいです。
- ①ゼミの単位を取らずに卒業することができるかどうか
- ②ゼミに入らないことで就職活動に不利にならないか
- ③公務員試験に影響が出ないかどうか
以下、それぞれの項目についてくわしく説明していきます。
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①卒業単位に影響はある?
もっとも重要なのことは、ゼミが卒業単位として必修になっていないかどうか確認しておくことです。
ゼミの単位が必修となっている大学の場合、入らないという選択肢はありません。
これを取らないと卒業できないからです。
必ず自分の学部の卒業要件を確認しておいてください。
仮にゼミが必修となっていないならゼミの単位数を確認し、その単位を別の科目で取得することで補うことは可能です。
卒業単位に関係ないのであれば直接的なデメリットはなさそうです。
ゼミに入ることで一生の友達ができるというメリットがある
ゼミに入ることで先輩学生や同期の学生とは常に活動を共にするため、一生の友達がそこでできる場合もあります。
また、いい先生に出会うことができれば恩師となり大学を卒業しても帰る場所が大学にできる可能性もあります。
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②就職活動でゼミに入っていなかったことがマイナス評価になることはある?
ゼミに入らないことが必ずしも不利になるというわけではありませんが、ゼミに入ることで次の点で有利になる可能性があります。
①面接のネタになる
ゼミでの活動が就職活動の中のエントリーシート、履歴書の作成、面接のネタとして使えるので有利に働く場合もあります。
ゼミでは自分の専門的な分野について研究やレポートを作ることになりますので、「大学ではこういうことを勉強してきました」という説明がやりやすくなるのです。
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②チームで取り組む力が身につく
ゼミの活動はグループで活動することが多く、チームを組んで仕事にとりくみ社会人に似ているところがあります。
複数人で一つのテーマについてリサーチしたり、資料を作成したりすることは、社会に出てから仕事で役立つ能力を育ててくれるといえるでしょう。
③プレゼンテーションの能力が上がる
ゼミではプレゼンテーションの機会も多くあります。
自分の研究テーマについて、ゼミ生の前で発表することや学外でゼミの活動内容について発表する機会があるかもしれません。
人前で発表する機会は、就職活動の面接や就職してから仕事の中で活用できる能力を身につける機会となります。
ゼミに所属して活動を行っていく中で身につける能力が就職してからいかせる場面があるということですね。
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エントリーシートや履歴書に書ける
就職活動では、エントリーシートや履歴書を作成します。
エントリーシートというのは、志望動機を書いたり、自己PRを書いたりするもののことですね。
その項目の中には「勉強で頑張ったこと」「学生時代に頑張ったこと」を記述する項目が出てくることがあるのが一般的です。
この部分を書く際に、ゼミの活動を行っていれば非常に書きやすいということが考えられます。
特に卒業論文を執筆する予定であれば、一人ひとりテーマが違います。
自分の個性を出しやすく面接時に掘り下げて聞かれても武器になること間違いなしです。
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③大学でゼミに入らないことは、公務員試験にどのような影響がある?
現在大学生の方の中には、将来は公務員として働きたいと考えている方もいますよね。
大学のゼミに入らないことで公務員試験にどのような影響があるのかも気になるところだと思いますが、結論から言うと、ゼミに入らなかったとしても公務員試験にはそこまで大きなデメリットはありません。
ただし、次のような点ではゼミに入っていたことが有利に働くことがあるでしょう。
①公務員試験においても面接のネタになる
先に述べたとおりゼミでの活動は就職活動において大きなネタの一つになります。
ただし、ゼミに入らないことでできた時間を何に充てていたかが重要です。
ゼミ以外にやりたいことがあるのであればそれに打ち込み就職活動の際のアピールポイントにしておけば何の問題もありません。
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②所属ゼミの分野によっては有利になることも
例えば、入学した学部が公共政策系、法律系など公務員試験に直接関係のあるゼミであれば多少勉強になるかもしれません。
③ゼミに入っていることはむしろ公務員の勉強に支障になる面も?
ゼミ活動はその単位数以上に多くの時間を費やすことになります。
公務員試験に向けて勉強が忙しくなる4年生の4月から6月の時期も例外ではありません。
ですので、活動が活発なゼミに所属すると勉強時間が削られる可能性があります。
できれば所属ゼミの教員に自分の進路をあらかじめ説明し、理解があるゼミに所属するのが良いかもしれません。
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卒業論文は大学の醍醐味である
卒業論文につながるゼミの活動は大学ならではと言ってもいいと思います。
できれば、就職活動もゼミ活動も両立できれば充実した大学生活を過ごすことができること間違いなしです。
まとめ
今回は、大学でゼミに入らない事のメリットやデメリットについて解説しました。
本文で紹介しましたが、ゼミに入るかどうかは卒業要件に含まれているどうかが重要で、就職活動においてはゼミで何をするかが重要になります。
ゼミに入るかどうか迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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