「文系の大学生に高価なパソコンなんて本当にいるのか…」と悩んでいる方、意外に多いんじゃないでしょうか。
この記事では、文系の大学生が大学生活を快適に過ごすために必要なパソコンのスペックや選び方について説明します。
「自分の専門課程で必要になるパソコンが分からない」、「せっかくパソコン買ったから学校生活に役立てたい!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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大学生のパソコンでおすすめは?文系学生の選び方
文系学生のパソコン選びで最も重視すべきなのは、「軽さ」と「性能」のバランスです。
図書館が混んでたら、食堂で。待ち合わせにちょっと早く着いたなら、喫茶店で。
オフィスや研究室を持たない大学生には、どんな場所でも勉強部屋に早変わりさせられることが必要です。
そんな大学生が持つパソコンにとって「軽さ」は最重要スペックです。
でも“性能”がなくては意味がありません。
では、あなたに必要な“性能”って何でしょう?
次の章ではシーン別のパソコン活用場面をご紹介します。
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文系大学生のパソコンに必要な機能を利用シーン別に解説!
「軽さ」と最低限の“性能”を揃えたら、次は自分の専攻や授業ごとにどんな機能が必要かを見極めましょう。「自分は文系だし、Wordだけ使えたらいいや」と安易に考えるのは禁物です!
授業やレポート課題での利用がメインの方向け
Excelとパワポは、使えないだけで、授業でついていけなくなってしまうこともある重要なスキルです。
大学生活ではWordを最も使うため、Wordだけ使えればいいと考えている人をたまに見かけますが、そんなことはありません。
大学の教授はたいてい、学生がWord、Excel、パワポを使えるという前提で授業を進めてきます。
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意外と使うパワポ
ゼミでの発表にPowerPoint(以下パワポ)を指定されることや、最近は社会人訓練も兼ねて、学生のパワポ発表をメインに授業を進める一般教養科目もよく見かけます。
データベースとしてのExcel
またExcelも「表計算ソフト」という名前ですが、決して計算だけがExcelの機能ではありません。
例えば調べたことや使った文献をまとめておく、データベースとしての機能が優れているのもExcelの特徴です。
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プログラミングが必須の方
プログラミングなんてthe理系分野!?と思いがちですが、そんなことはありません。
ある大学の日本文学専攻では、テキストデータから必要な用例を抽出するプログラムを自分で書きます。
他にも、心理学専攻ではパソコン上で行う実験のプログラムを自分たちで作成することがあります。
近年、文系理系問わず、プログラミングは必須知識になりつつあるようです...。
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統計ソフトが必要な場合
統計ソフトは、人を対象にした調査や研究をする場合には必ず、必要になるソフトです。
それは統計解析ソフトが最も使われるのは、心理学や経済学、社会学、言語学など、アンケート調査の分析だからです。
そして統計ソフトの特徴は、とにかく“重い”!
統計ソフトを動かすためには、高い性能が必要なのです。
数学に全く関係ない分野であっても、将来、人を対象にした調査を行いたいと思っている方は、相応のパソコンが必要なのです
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その他の利用シーン
絶対使えなきゃいけないわけじゃないけど、使えたらもっと効率よく勉強できるパソコンソフトがPDF編集ソフトです。
テスト前に大量の授業プリントを持ち歩いて勉強するのは大変じゃないですか?
パソコンや携帯に授業プリントを入れるとき、役に立つのがPDFです。
PDFとは紙と同じ状態のイメージを保存するためのファイル形式で、スキャナーで取り込むことでPDF化することができます。
そして取り込んだPDFを編集するときに使うのが、PDF編集ソフトです。
PDF編集ソフトはAdobe社のAdobe Acrobatが有名ですが、無料か有償か、表示形式など、自分の好みにあったものを選ぶとよいでしょう。
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そのパソコンで本当にやりたいことできる?文系大学生向け機種の選び方
電気屋さんに行ってパソコンコーナーを見ても、用語が難しくて、結局何がどういいのか分からないまま帰ってきてしまうことってありますよね。
この章では、パソコン選びに必要な用語の解説と、文系学生が注目すべきポイントをご紹介します。
パソコンのメモリとストレージって何?
パソコンのメモリとは、短期データアクセスを可能にするコンポーネント、ストレージは長期のデータアクセスを可能にするコンポーネントを指します。
何を言ってるのかよく分かりませんね。
分かりやすくイメージで説明すると、メモリは作業机、ストレージは本棚という感じです。
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本棚と作業机で考えるとわかりやすい
本棚(ストレージ)が大きければ、たくさんのファイルを保存できます。
また作業机が大きければ、一度にいくつもの作業(処理)ができ、小さいと1つずつ順番に進めていかなければなりません。
例えば統計ソフトのように一度に行う処理が多いソフトを使うときには作業机(メモリ)は大きくないといけないし、画像をたくさん保存したいなら大きな本棚(ストレージ)が必要なのです。
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メモリは最低4GB、余裕があれば8GBほしい!
文系学生のパソコンのメモリは、Word、Excel、パワポのOfficeソフトのみを使う場合は4GB、統計ソフトやプログラミング機能を使う人は8GBは必要です。
一般的に、メモリには2GB、4GB、8GBがありますが、なぜ2GBではいけないのか。
これはパソコンが起動しているだけで、一定のメモリを使ってしまうからです。
2GBはパソコンが起動させるのに最低限必要な作業机スペースなので、何か作業をするには4GB以上のパソコンを購入することをおすすめします。
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ストレージ、128GBは絶対!
パソコンのストレージは64GB、128GB、256GB、512GBが一般的ですが、最低でも128GBは必要です。
これはパソコンを動かすだけで、30GB近くストレージを消費するからです。
もちろんUSBなどの外部ストレージを活用することはできますが、外部ストレージに入れられるのはファイルのみで、ソフトなどは本体のストレージに入れないと使えません。
文系の中でも、美術系専攻の学生のように画像をメインで扱う人は128GBでも全然足りないでしょう。
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「見た目重視でMac!」という選択はあり?
結論から言うと避けたほうが無難です(ある程度パソコンに詳しい方ならありですが…)
たしかにMacは画像編集やビデオ編集に強いため、例えば美術系やクリエーター系の学生に根強い人気があります。
一方で、日本ではWindowsが主流のため、Macは学校のパソコンと操作が違ったり、Windowsパソコンじゃないと使えないソフトが必要になったりする危険があるのです。
Macは非常におしゃれでiPhoneとの互換性も良いのでパソコン上級者にはおすすめなのですが、これから初めて自分専用のパソコンを選ぶという人には避けておくのが安全だと思いますよ。
Windowsパソコンにもオシャレなものがたくさんありますので、見た目重視な方も最初の1台はWindowsパソコンを選ぶようにしましょう。
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まとめ
今回は、文系学生が必須のパソコンスキルとそのために必要な性能についてご紹介しました。
本文でもご紹介しましたが、文系学生にとっても、パソコンは必須アイテムです。なんとなく選んでしまうと、きっと後悔します。
パソコンは学生にとって非常に高価ですよね。
購入するかしないか、何を基準に選ぶのか。悩んでいる方はぜひ参考にして見て下さいね。
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